寒いオフィスでもコーヒーが冷めないのはコレ!
from:スタッフ三浦
2月に入り、もうちょっとで春かな?と思いつつもやっぱりまだ寒いですよね。
事務所の建物自体がちょっと古めで、床もコンクリートの上にタイル?リノリウム?を貼ってあるタイプなので、底冷えがなかなかしんどいんです。
備え付けのエアコンだけでは部屋が温まらず、なおかつ換気もするし、人の出入りがあるので外気がけっこう入って来るんですよね。
そんな中、スタッフは足下にヒーターを置いたりひざ掛けを使ったり、それぞれ寒さ対策をして頑張っています。
ホッと身体が温まるのはやっぱり
それでも何だかんだでいちばん体が温まるのは、あたたか〜いコーヒーやお茶。
やっぱり内側から温めてあげると、身体の動きが変わってきます。
でもね。
このコーヒーやお茶って、部屋の空気が冷たいせいで、すぐ冷めちゃうんですよね。
何度も入れるのが面倒で、スタッフみんな大きめなマグカップを使っているんですが、それだけ1杯を飲みきるまで時間がかかるわけで、冷めやすいんです。
お茶を熱いままキープする方法はないかな。
できれば面倒な配線とか余計な付属品とかなしで、いいモノないかな。
なんて考えながら倉庫内作業をしていたら、こんないいモノあったじゃない!
アウトドア用品として新潟県の工場から仕入れた、ステンレス製のマグカップです。
しかも断熱性の高い二重構造!
これなら時間が経っても温かいお茶が飲めるかも!?
どれだけ保温性があるか実験しました
ということで、どれだけ温度をキープできるか、早速実験をしてみることにしました。
用意したのは、今回の主役である二重構造のステンレスマグ、流しに放置されていた店長シバタの陶磁器マグ、ガラス製のタンブラー。
これに沸騰させたお湯を約220mlずつ注ぎ入れ、時間経過とともに温度を計ります。
計った日は2月1日、暖房がついているとは言え、換気もしているので室温は18℃くらいです。
ジョボジョボジョボ。
電気ケトルで沸かしたお湯をカップに注ぎます。
ガラスのタンブラーは当店取扱いの琉球ガラスのもので、ホントは熱湯を注いではダメなやつです。
他にちょうど良いサイズのガラスのコップが見つからなかったので、やむなくこれを使いましたが、結果的に割れたりせず最後まで実験に付き合ってもらいました(ホントはダメですよ)。
お湯を注いだ直後の温度
それでは実験スタートです。
まずはお湯を注いだ直後の温度です。
いきなり差が出ました。
いちばん高い温度のステンレスマグと、温度の低い陶磁器マグでは、差が8.7℃。
この段階でそれぞれの側面に手を触れてみたのですが、熱さを感じないのはステンレスマグのみ。
それだけ二重構造がそのチカラを発揮しているということですね。
ただし手が熱くないから中の温度を感じづらく、グイッと飲もうとして唇をヤケドすることがあるので、その点だけ注意してください。
10分後の温度
次に温度を計ったのは10分後。
ここでも温度をキープできているのはステンレスマグ。
他よりも5.9℃高いです。
65℃ならまだまだ熱いと感じられる温度ですね。
30分後の温度
そして30分後。
やはり温度が高いのはステンレスマグで、46.5℃です。
お風呂よりもちょっと高いくらいの温度でまだ頑張っています。
1時間後の温度
最後に1時間後。
さすがにここまで時間が経つとぬるくなって35.6℃。
しかしそれでもガラスタンブラーより4.4℃高い結果となりました。
まとめ
結果、最初にお湯を注いだ瞬間から差があり、グラフ上ではそのまま平行線で温度が下がっていきました。
ステンレスマグの二重構造が、熱を外に逃がししくいということですね。
ただ、陶磁器も保温性の高い素材ですので、コーヒーやお茶を入れる前に熱湯を注いで置いておくなどして、マグを温めておけば、ステンレス並に温度をキープしてくれる可能性はあります。
また、ガラスタンブラーが健闘していたのは意外でした。
琉球ガラスならではの厚みのあるつくりが、保温性を高めていたようです。
また他のマグに比べて細長い形で、空気に触れる水面が少ないのも、冷めにくい一因かもしれません。
普通のマグでも最初にカップを温めておけば、熱いお茶を長く楽しめますが、しかしそこまでの手間はなかなかかけづらいものです。
それが忙しいオフィスならなおさらですよね。
ということで。
取扱いもカンタン、機能性の高いステンレスマグがオフィス用にはオススメ!という筆者なりの結論に至りました。
金属製の食器は落としたとしても、凹みこそすれ割れることはありません。
二重構造のステンレスマグは、機能面でも安全面でも品質の高い食器と言えますね。
ここで買えます
気になった方はこちらからご購入ください。
ノーブランドですが金属食器で有名な新潟県で作られた、メイドインジャパン商品です。
アウトドアブランドと同性能のものが割安に手に入りますよ。
ついでに今回使用した琉球ガラスのタンブラーはこちら。