東京の東照宮(東京都:上野東照宮)

2019年7月12日お出かけ

from:スタッフ三浦

「東照宮の写真を撮ってくるといい」

ボスの下知です。
東照宮ですか!?

東照宮とは徳川家康を神格化した東照大権現を祀った神社です。
日本にいくつかあるその中で、真っ先に思いついたのは、栃木県の日光東照宮。
日光東照宮は全国の東照宮の中で総本社的存在で、ほとんどの人がこの日光の神社を思い浮かべると思います。

いやもしかしたら僕の実家近くにある、群馬県の世良田東照宮かもしれません。
日光の規模には到底及ぶべくもありませんが、ここにも東照宮があります。

いやしかし東京都内を見てこいとの話の流れで、栃木や群馬じゃないはず。
「上野公園にあるんだよ」
上野?完全ノーマーク、知りませんでした。

金色の神社

ゴールデンウィークも終盤に差し掛かった5月5日、子どもを連れて上野東照宮へ行ってきました。
もっとすごい混雑を想像していたのですが、思ってた程ではなく、でもしかしやっぱり連休なので、人は多いです。
子どもに西郷さんを見せたいと思ったので、上野駅の中央口からぐるっと回り込み、似顔絵屋さんがズラッと脇に並ぶ階段を登って、上野公園に入りました。

公園の中央の通りを抜けて、上野動物園の手前で左に折れると東照宮があります。

上野東照宮では、平成21年から25年まで修復工事が行われたそうで、金色ピカピカのすごくきれいな状態になっています。
では、写真をどうぞ。

意外な場所から見る五重塔

社殿の隣には五重塔があります。
しかし柵で囲われていて、また五重塔の手前には木々が覆っているせいで、塔の上半分くらいしか見ることができません。
⇣こんな感じに

ではどこから全容を見ることができるのかと言うと、意外なことに上野動物園の敷地内から見ることができるんです。

動物園で子どもを遊ばせ、一家ぐったり疲れた状態で帰り間際に撮った五重塔がこちら。

近くから広角で撮影したので、遠近感が出てしまって分かりづらいと思いますが、この五重塔は上から下まで屋根の大きさが同じだそうです。
これは1639年に焼失した五重塔を再建したもので、江戸時代以降の高度な建築技術で作られたもの。
それより前の時代の建築技術では、上の階に行くほど小さくなる形の塔しか作れなかったということです。

今年のゴールデンウィークは、連休に入る直前に子どもが風邪をもらってきて熱を出し、それが徐々に家族内でうつっていき、いちばん最後に僕が熱を出すという、なかなかヘビーな休日でした(笑)。