様々なシール印刷
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様々なシール印刷

紙の印刷とは違い、シール印刷は使用用途によって用紙、加工、印刷方法が異なるため、専門的な知識が必要なものです。

「高いシール」「安いシール」だけでは判断ができないのがシール。

例えば

「剥がれないシール」がいいのか「剥がれるシール」がいいのか。

「室外に貼る」のか「室内に貼る」がいいのか。

「冷凍する商品に貼る」のか「温める商品に貼る」のか。

「こすって落ちるシール」がいいのか「こすっても消えないシール」がいいのか。

商品や使用環境によって様々な可能性がある印刷物が「シール」なのです。

なので専門的な知識がいるため、事前にどのような使用用途であるのかをご相談ください。

例えば簡単な使用用途では下記のようなシールがあります。

●シールラベル印刷:
商品のパッケージや箱に貼るためのラベル。製品名やバーコード、注意書きなどが印刷される。

●ステッカー印刷:
趣味やイベントの記念品として用いられるシール。デザイン性が重視され、特定の目的やイベントを記念するものが多い。

●透明シール印刷:
背景が透明で、商品パッケージやガラス面に貼っても美しい仕上がりになる。商品のデザインを引き立たせるのに使われることが多い。

●再剥離シール印刷:
貼り付けた後に簡単に剥がせるシール。貼り替えが可能なため、商品の付属品などに使われることが多い。

その他ご希望の沿った印刷をご提案いたしますので気軽にお問い合わせください。


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データがあれば修正も可能! 気軽にご相談下さい。

印刷で絶対に出ない色

印刷物は基本的にシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色のかけ合わせで印刷されます。

この4色の名称が「CMYK」です。上記の通称で言えば「CMYB」になりそうなものですが、CMYKです。

「K」については「黒」の頭文字という説も多いんですが、実際は「Key plate」のKです。文字や輪郭のキーとなる色という意味だそうですが、この辺りは説明すると長くなってしまうので割愛します。

さて、CMYKは「減法混合に基づいた色の表現」です。

これも細かい話をすると長くなってしまうんですが、感覚的な意味合いで簡単に言うと「混ぜると色が濃くなる」イメージのもので、誰もが想像しやすいものは絵の具でしょう。(白の絵の具は特殊なのでこの場合は除外して考えてください)

いろんな色を混ぜてたら汚ねぇ色になっちまったぜ、みたいな経験は誰しもあるかと思います。

一方、RGBは「加法混合に基づいた色の表現」になり、こちらも同じく感覚的な意味合いで簡単に言うと「混ぜると色が明るくなる」イメージです。

RGBはそれぞれレッド・グリーン・ブルーの略で、これをすべて混ぜると白になります。一番身近なものはスマホやTV、モニターのような光を発するデバイスでしょう。

減法混合は“反射して見る”色、加法混合は“発光しているそのものを見る”色になります。


以上は前段ですが、ここからが本題。

大前提として、CMYKはその性質上、RGBと比べると表現できる色の範囲が非常に狭いため、「スマホで見ていた色と同じ色での印刷」が不可能です。「難しい」ではなく「不可能」なんです。

たまに「この色で」とご指示をいただくこともあるんですが、印刷ではいくらお金を積もうが表現できない限界が存在するため、「印刷(CMYK)でできる範囲での近似色」で作ることになります。ですがそれも「近似色」と言ってもまったく近く感じられないことも多いぐらいに差が大きいものなので、結果的にあまりいい色にならなかった…というようなことも起こり得ます。

ではここで「CMYKとRGBの差が激しい色の例」をあげてみましょう。

当然、現在この文章をなんらかの画面で見ている方はRGBによる色の知覚なので、あくまでそれっぽい(CMYKっぽい色をRGBにした)ものの例でしかありませんが、なんとなく理解できるのではないかと思います。

わかりやすいのはこの辺りではないかなと思いますが、どれも「左の色にできるだけ近付けた印刷での限界の色」が右側です。

「全然違うじゃねーか!」とお思いでしょう。確かに違います。わかっています。わかってはいるんですが、これ以上は無理なんです。

時速100kmで走ってる車を見て「同じスピードで走って」と自転車に乗っている人に言うようなものです。全然遅いのはわかっててもこれ以上はスピード出ないんデー、みたいな話です。


最近増えてきた「RGB印刷」と呼ばれるCMYKに別インクを追加したものや、特色(専用にインクを調合した色)であればもっと近い色もできますが、当然その分コストは上がってしまう(色にこだわればこだわるほど色校正等も必要になり余計にコストが高くなる)のでその辺りの特殊例は除外して、あくまで「一般的な印刷物」として考えると、この辺りの色にしたくてもできない事情がご理解いただけるでしょうか。

繰り返しになりますが、CMYKではどう頑張っても「見本のRGBに近くない色が近似色」になってしまう状況が珍しくないため、「この色良いな」と思ってもそれをそのまま印刷物に使用できるとは限らない、というのが本日の知見です。

印刷屋の言い訳がましい話にも見えますが、このことは知っておいて損はないと思いますので…。なにとぞ…。

なおその性質上、濃い色になると比較的RGBとCMYKの差が出にくくなるので、濃い目のシックなデザインで近似色を探す…というような場合はWebと印刷のミスマッチも減ると思います。こちらもご参考まで。


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オリジナル 藍染暖簾 製作

当社ではウェブ通販をやっている関係でいろいろなメーカーとのつながりがあります。
そのため、お客様からのお問い合わせから商品化となる場合もございます。
たとえばこれがその1つ↓

https://www.wakei-seijyaku.jp/view/item/000000013450

当初は

とのお話を頂きご提案をさせていただいておりましたが、
納期の関係で残念ながら企画の段階でボツとなりました。

しかし面白い発想だったので、当社のウェブ通販用に製造していただき、商品化した暖簾です。

生地は武州正藍染となっており、剣道着などに使用される素材を使いました。
とても分厚く暖簾には不向きかなと考えられましたが、
生地自体はとても柔らかく、軽く仕上げることができました。

刺子織のよさ、使っているうちにあじが出る藍染の良さもある商品です。
このようにウェブ通販とのつながりも活かしいろいろな商品制作ということも可能です。
なにかございましたら気軽にお問い合わせください。

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気軽にご相談下さい。
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解像度が足りない画像をなんとかする

印刷データを作成する際に困るのが画像の解像度不足の問題です。

よく「Webで使用した画像をそのままパンフレットに使いたい」と渡されることがあるんですが、これは大抵のケースで解像度が足りません。

まず「Web用と印刷用の画像は必要な解像度がまったく違う」という大前提がありまして、細かい話はいろいろあるんですが基本的には「印刷用は解像度が高い=ファイルサイズが大きい」「Web用は解像度が低い=ファイルサイズが小さい」のが一般的です。

感覚的にわかりやすい言い方をすれば、「画面上で表示されるサイズと印刷上のサイズが同じ(に見える)でも印刷用の画像解像度はWeb用の数倍必要」だったりします。

※これも使用しているモニターの解像度によって変わってきたり等いろいろな要素があるんですが、厳密に書いていくと莫大な残業代が発生しかねないので割愛します

このことはあまり一般的に知られていないようで、Web用の画像も(画面上では綺麗に表示されるので)そのまま使えると考えて渡されるケースが非常に多いです。

よくあるのが、例えば飲食系ポータルサイト掲載用に撮影をしてもらった画像をそのまま印刷に使いたい、と渡されるケース。

こういう画像は大抵撮影を請け負ったサイト側からお店に納品される際にそのサイトに最適化された解像度で渡されるため、印刷用に使うにはよほど使用サイズが小さくない限りほぼ使えないサイズのものばかりで、そのまま印刷に使用するとひどくボケたものに仕上がってしまいます。


さてここまでは前段、ここからが本題です。

最近のAdobeはだいぶAI機能を推しているようなんですが、前述の諸々が日々の悩みとなり夜しか寝られない私は「もしかしてAIで解像度問題を解決する機能とかあるんジャネーノ?」と調べてみたところ実際にあったので今回はそれを試してみようじゃないかという催しです。

その機能、それは「スーパーズーム」・・・!

・・・ざわ・・・
  ・・・ざわ・・・


ここに1枚の画像をご用意しました。

草むらから顔を出すビーグル犬です。かわいいですね。若干おしっこをしてそうなポージングが様々な想像を掻き立てます。(おしっこしてそうという想像)

この画像はこのまま普通に印刷で使用できるサイズなんですが、一旦解像度を落としてから再度拡大する形で「スーパーズーム」の機能について見ていこうと思います。

現状スーパーズームは(1度につき)16倍拡大が限界のようなので、元の画像も16分の1にしました。

〜ここでお知らせ〜

本来であれば「クリックすると実解像度画像が表示されるのでそれで」とやりたいところなんですが、いろいろと手間になってしまうので「同じぐらいのサイズで表示させた画像のスクリーンショット」を使用しています。

なのであくまで「こんな感じ」というイメージの参考程度に見てください。大体の感じは伝わると思います。


まず先ほどの元の画像をご覧ください。当然ですが細部まで綺麗に見えます。

これを一旦16分の1に縮小したのが次の画像です。

ご覧の通りジャギジャギです。見るに耐えません。

まずこれをPhotoshopを使い、「今まで通りの一般的な方法で」拡大したものが次の画像。

モザイクのようなジャギー感は減りましたが、色味が馴染んでおらずだいぶ目に優しくないですね。むしろ拡大しないほうがまだ「ああ解像度足りてないんだね」とわかってかわいげがあります。

ということで今度は「スーパーズーム」を使ってみましょう。メニューのフィルター→ニューラルフィルターの中にあります。

ここの右上にあるプラスの虫眼鏡をクリックすることで「画像をズーム」の倍率が変わるんですが、それがそのまま拡大の倍率になります。なのでこれを16倍までポチポチクリックし、しばし待っていると右下の「OK」が押せるようになるのでクリック。そして出来上がってきたのが次の画像。

かなり拡大しているのでだいぶ難しい処理になっているだろうと思いますが、そのまま拡大するよりも断然良い仕上がりですね。程よくエッジもマイルドになり、バファ●ンのような優しさ。

これはデフォルト設定で拡大だけしたものなんですが、試しに最初からチェックが入っている「画像のディテールを強調」をオフにして同じく16倍拡大したのが次の画像です。

「画像のディテールを強調」のチェックを外して再度拡大

これはそのままとほとんど変わらないのでは…?

となると「画像のディテールを強調」をオフにするのはあまり意味がなさそうです。

次にもう1つの選択項目「JPEGのノイズを削除」にチェックを入れて同じく拡大してみましょう。

「JPEGのノイズを削除」にチェック

今度はまろやかになりすぎてしまい、だいぶボヤッとしてしまいました。牛乳を入れすぎたカレーのようです。

イラストのように見えなくもないので、あえてイラスト風の加工に使えないこともなさそうですが…基本的にはこのチェックは外したほうがいいかもしれません。

ご覧の通り、他にもいくつか項目があるので画像によっていろいろいじりつつ、最適な数値を見つけ出したいですね。(心のこもっていないおざなりなまとめ)


今回は機能を見るためにかなり極端な使い方をしましたが、実際のところ16倍もの拡大が必要な場合は別の画像を用意するか、もしくは大きいサイズでの使用を諦めるかが普通だと思います。

実際の運用では2〜3倍辺りが多いのではないかと思いますし、その程度の拡大で使用したこともありますが、そのまま解像度が足りない状態で使用するよりも大体は綺麗になるので選択肢として覚えておくと良さそうです。

境目がはっきりしたデータ(例えばロゴの画像等)はこの機能ではなく他の方法を考えた方がうまくいく場合が多いと思いますが、人物・動物や風景等のいわゆる「写真」を引き伸ばしたいときにはかなり有用な機能ではないでしょうか。


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確認しよう ロゴの規定と妻の機嫌

イマジナリーワイフですけども。(即タイトル詐欺)


弊社のサーバー移転その他(主にネタ切れ)等いろいろありまして少々間が空きましたが再開の指令が下りまして、またインターネットの海に無価値な文章を増やしていこうと思います。

今回は真面目にロゴの規定のお話です。

簡単に言えば「ロゴを使用する際に守らなければいけないルール」ですね。

弊社でもロゴ制作は承っていますが、その際も納品時にはある程度の規定をご用意しています。

「ロゴ規定」はブランドの価値を守るために必須のものなので、自ずと大企業や有名ブランドになればなるほど厳しくなっていくのが基本的な傾向にあります。

逆に言えば「いっぱい使ってもらって目に触れてほしい」ようなものはあまり厳しい規定も無く、比較的雑に(自由に)使えるものもあります。

ここでその「規定」というものがどんなものなのか、最近名刺等でも入れる機会が増えたLINEを例に見てみましょう。(この場合のLINEはブランドや企業の意味ではなく、一般的によく使われるアプリアイコンのロゴを例にしています)

LINE APP ICON GUIDELINE

上記リンク先には規定も書いてありますがデータも落とせるようになっていて、AI(イラストレーターで扱うデータ)とPSD(フォトショップで扱うデータ)、そして一般的な画像ファイルであるPNGの3種類がダウンロードできるようになっています。

AIとPSDはそれぞれRGB(主にWeb用)とCMYK(主に印刷用)の2種類に分かれていて、さすがに非常に手厚くて素晴らしいですね。これはもちろん「用途に合わせてダウンロードできるようにしている丁寧さ」のみならず、ブランド側が色をコントロールすることで使用側が色について迷ったり、規定外の使い方をされたりしないように予防する意味でも重要です。

というのもRGB⇔CMYKの変換ではいろいろな問題が起こるので注意が必要になってくるのですが、その話は長くなるのでここでは一旦脇に置き、そういった事情があるからこそ「両方用意している」ことに価値がある、というお話です。

このように様々なケースを想定した上で、データを気軽にダウンロードできるようにしておくのは悪用の懸念もあるので一概に「全部そうしてほしい」とも言いづらい面はあるのですが、私のような制作に携わるものとしてはこのLINEのガイドラインページはお手本と言いたくなるぐらいに大変ありがたく、よく出来たページだと思います。

ダウンロードデータの下には「アイソレーション」という項目があります。

アイソレーションとは単語の意味としては「分離、隔離、孤立」といった意味で、ロゴ規定の意味合いとしては「ロゴ周囲に最低限必要な空きスペース」という意味と捉えておくと良いでしょう。

慣れていないとちょっとわかりづらいかもしれませんが、LINEの場合は単純に「天地左右にロゴ横幅の半分スペースを空ける」規定になっていて、つまり「ロゴのサイズの倍、余白を用意する」と考えればわかりやすいでしょう。ロゴの形も(角丸の)正方形なので非常にわかりやすいです。

その上には小さく最小使用サイズが書いてあり、印刷の場合は10mmとあるのでアイソレーションを入れると20mmが必要な最小スペースということになります。

例としてLINEのロゴを使用してしまっていいのかわからないので四角いグレーの枠で代用しますが、この例では外枠が基本的な名刺と同じサイズ(横91mm×縦55mm)、ロゴは最低サイズの10mm、その外側の点線がアイソレーション(20mm)です。

つまり名刺でLINEのロゴを使用したい場合は、最低でもこの点線のスペースを用意しなければ入れられない、ということになります。

横にIDやメール等の情報を入れたくても片側で最低限5mm(ロゴ横幅の半分)は開けないといけないので、名刺のような小さいサイズの印刷物の場合「ここなんだか妙に空いてない?」と感じることもあると思いますが、これは規定である以上守らなければなりません。

ちなみに他でも使用する機会の多いInstagramのロゴもLINEと同様に「半分幅のアイソレーション」が必要なので、配置の考え方はまったく同じになります。


「もうちょっと詰めていろいろ入れたい」と感じることもあるかと思いますが、ロゴの規定は各企業やブランドが厳しく管理していて、それを守ることで初めて使用許可を頂けるものなので、弊社から「ここには規定上入れられません」とご案内したときも「そういうもの」とご理解頂ければ幸いです。


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