こんにちは三浦です。
最近、というかけっこう前から、
群馬のことを『グンマー』とか言って
ネタにする風潮がありますね。
大草原や密林で半裸の県民が狩りをする様子や、
呪いの伝説について長老が述懐する様子など、
もうめちゃくちゃな画像が出回っています。
さらっと言いますが私は群馬県出身。
高校卒業まで群馬で過ごしました。
「群馬なめんなよ」とか言いながら、
内心ちょっと、群馬おいしいなぁとか思ってたりします。
しかし私の母親は真面目な性格なので、
「群馬は地盤が安定していて良い」
「群馬は空気がきれい」
「群馬は焼きまんじゅうがうまい」(←多分他県にないです)
と、真剣に怒っています。
さてこんな風に、日本国内にありながら、
しかも関東地方に位置しながら、なぜか外国扱いの群馬ですが。。
(埼玉県出身者に「群馬って東北でしょ」って言われたので敢えて強調しときます)
あのね、あったんです。
ホントに群馬特有の風習が。
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数年前、祖母が亡くなり、
地元群馬で父親が喪主を務める葬儀に出ました。
祖母は90歳の大往生で、悲しいというより、
お疲れ様、といった雰囲気の葬儀でした。
私はほとんど親戚や、手伝ってくれた近所の方々に
挨拶してお茶入れて、なんてやっていましたね。
まぁバタバタした感じでした。
そしてふと気づいたのですが、何故か受付に「新生活」の文字が。
新生活ってなんぞ。
故人を偲びながら新しい生活を始めよう的な何か?
後で調べてみたら、これは「新生活運動」といって、
戦後の貧しい時代に始まった虚礼廃止運動なんですね。
香典に関して言えば、中身は1,000円、そして香典返しは辞退します。
ところが高度成長期に入ると、この新生活運動は忘れ去られていきます。
しかしどういう訳か、群馬県にだけは現在も当たり前に存在するという、
不思議な風習なんです。
なぜ群馬だけ・・と思ったら、
群馬県高崎市のウェブサイトに、新生活運動の推進というページがあり、
《真に豊かな生活のために次のことを申し合わせましょう》
と推進内容が具体的に書いてあるんですね。
自治体主導の特殊な習慣、新生活。
ある意味コレ外国感。
スゴイネグンマー。
既に人生の半分以上をグンマー外で過ごしたとはいえ、
群馬出身者の私も???となる風習。
県外の人は面食らうでしょうね。
スゴイネグンマー。
久々に地元の友人に会いたくなりました。
三浦
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