たまにはデザインのお話〈その1〉
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たまにはデザインのお話〈その1〉

こんばんは。
黒い三連休、安田です。予定がないので黒いわけです。
ちなみにガンダムはまったく詳しくありません。
「さてブログ書くか…」と思って画面を開いたところで
今回もネタがなく、締め切り間際でまったく原稿が進んでいない
作家さんのように固まっております。
自虐ばかりで華がない。安田は今に気が狂う
自虐ばかりで華がない。安田は今に気が狂う
自虐ばかりで華がない。安田は今に気が狂う
自虐ばかりで華がない。安田は今に気が狂う
自虐ばかりで華がない。安田は今に気が狂う

知ってる方はご存知でしょう、
あの名作「シャイニング」の1シーンを踏襲してみました。
怖いでしょう。自分でも怖いです。
ちなみにシャイニングでも
あのシーンが一番怖かったです。ハイ。
さて、何も書くことがないのでたまにはデザインのお話でも。
デザインというものは正解がなく、
また数が決まっているわけでもないので
「全種類作ってみる」というようなこともできず、
出来上がったものに対しての良し悪しでしか判断できないため、
かなりの割合、個人の好みに左右される面がありますが、
デザイナーとしては、そこに説得力を持たせるべく、
いかに「目指すべきもの」(ターゲットに対しての訴求)を
実現するためにそこに「何を込めたのか」、
が重要であると思います。
私はDTP、ちょっと偉そうに言えば
グラフィックデザインの分野ですが、
この「デザインの前提」はおそらくどんな分野のデザインでも
根底は同じようなものでしょう。
“理由があって、そのためにデザインをする”ことが
デザインそのもの、と言えます。
逆に言えば、“理由もなく、見た目がいいからこのデザインにした”
というのはデザインの本義からすればNG、ということになります。
私も昔、「なんとなく見栄えがよくなりそうだから」と
ちょっとした飾りを入れたデザインを作り、
それを師匠に見せた時にこんなことを言われました。
「これなんで入れたの? 意味のないものは入れちゃダメでしょ」
非常にシンプルな言葉ですが、
考えれば考えるほど深い言葉でもありました。
これはいまだに強烈に脳内に焼き付いていて、
非常にありがたいお言葉だったな、と思います。
なぜこれがダメなのか、
この仕事をしていないとわかりにくい面もあると思いますが、
理由の1つとして(全部書くとエラい長くなります)は、
「理由なく入れる→そぐわないものを入れてしまう可能性がある」
というものがあります。
わかりやすい例えとしては、
野球を知らないデザイナーが野球の印刷物を作ったとします。
「なんとなくここ空いちゃったから」と“野球”の頭文字を取って
「Y」とうっすらとでっかく文字を置いたとします。
すると…
「なんだこのYは! ヤクルト推しかよ!!」
みたいなトラブルが考えられるわけです。
もちろんあくまで例なので、さすがに「Y」で埋めよう、
という人はいないと思いますが、
結局は「無駄なものを入れると無用なトラブルを招く」恐れがあり、
それを避けるためにその分野のリサーチをよりしっかりする
→デザインの精度が上がっていく、という作用があるわけです。
他にもいろいろと意味があるんですが
(これはどちらかと言うと副産物の話)、
その一つだけでも、「意味のないものは入れちゃダメでしょ」という
言葉の価値があったわけです。
申し訳ありません。
気付けばかなり長くなってしまいました。
上にも書いた通り、「意味のないものは入れない」という話は
もっともっと深い、いろいろな理由があるんですが、
ひとまず今回はこの辺で。
今日は珍しく真面目に書きすぎたので、
最後にせめてもの償いとして、
おっぱいを置いておきますね。
(.人.)
安田
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